OMO5東京大塚-客室編
今回は前回に引き続きOMO5東京大塚の客室を紹介します。
OMOの客室の特徴はなんていっても「YAGURA Room」2段ベットのような構造で1階がリビングスペース、2階が寝室スペースとなっています。
客室面積はなんと19㎡で3人対応。一般的な同クラスのホテルよりはかなりコンパクトなのですが、2段ベット構造で天井高は2,900mmで計画されていることにより、かなり広めに感じます。
デザインはパブリック同様、木の格子のデザインが取り入れられていて、安心感もありつつ、洗練されたおしゃれな空間となっています。
機能面では壁側にテレビやアメニティ置き場、電話などをかなりコンパクトにまとめています。また、廊下に洗面所を出すアウトベーシン型、階段下スペースの活用など、かなり綿密に計画されていて、19㎡で納めるための苦労が随所に感じられます。
ベッドスペースは2階にあるのですが、2階までは梯子ではなく、階段となっていることで、子どもであったり、酔っ払っていても落ちる心配がありません。
2階にはマットレスが2台おいてあり、2人で寝るには十分なスペースです。また、廊下側には十分な高さの壁があるので、高さの恐怖は一切感じなかったです。
お風呂はライフスタイルホテルにありがちなシャワーブースではなく、タイルの色使いに特徴のある浴槽ありのユニットバスが採用されていて、お湯に漬かりたい人にはありがたいです。また、インバウンドではなく、日本人をターゲットにしたホテルであると明言されていて、このあたりに日本人にたいする気遣いが感じられます。
洗面スペースは廊下側にアウトベーシンとして出されており、このタイプは廊下から浴室に直接入る形式になるのですが、多人数で止まった際に着替えるスペースが確保されるよう、ロールスクリーンでの仕切りができるようになっています。
以上が客室の紹介でしたが、実際に泊まってみて、普通のいわゆるホテルのレイアウトではないので、かなりワクワクしてテンションの上がる客室でした。また、機能面でもかなり効率的にレイアウトされていて、チャレンジングなことをしながらもしっかりと機能的なことは押さえるといった点で、レベルが高く、さすが星野リゾート!と感じざるを得なかったです。
次回はOMO5東京大塚最終章、朝食その他イベント編をまとめます。
お楽しみに!